突然ですが、童貞失うより先にバックバージン失いました。
ソッチは一生バージンでいたかったです、ハイ。
ひらたく言やあケツ掘られたというわけで。
普通だったらさ、相手の男ボコボコにしてんぞ？たぶん。オレ女の子が好きだし。何が悲しゅうて男なんかと・・・。でもこれ・・・事故だしなあ。

七夕。白河のラブホ街。ピンク色の、ある意味場所にぴったりな姿とアルカナを持った大型シャドウ。
突入メンバーは戒・ゆかりっち・真田サン・オレ。
これくらい言えばわかるよな？ってかわかりやがれ。

目が覚めて正気に戻ったら、現在進行形で掘られてたよ。
ははは地獄だあ（泣）
揺さぶられてる最中に正気に戻ったはいいけど、真田サンは目があっちに行ったままだし
止めたくても口開けたらあま〜い声にとって変わるし。そりゃもう自分の声かよってつっこみたいくらい甘い声にさ。
唯一の救いは、けっこう気持ち良かったことだよな。あれで痛かったら泣けてくる。
いや、それも男としてどうかなって感じはするか。
それは置いといて。
問題は、ここからだ。
暫くして真田サンも正気に戻ったんだ。お互いにイった直後だったもんだからナニがはいったままで、どーいう状況だか丸分かり。
そしたら真田サン真っ青になっちゃって。
「すまない・・・！！！！」
ってもうベッドから降りて床で土下座土下座。オレがいいって言ってんのに止めようとしないしさ。もーお手上げ侍。

「じゃ責任取ってクダサイよー、オレ、ハジメテだったんスから」

冗談めかしてそう言えば、真田サンが「馬鹿を言え！」とか言ってくれるだろうと思ったんだ。
この人の負担が減りますように。真田サンの責任なんかじゃないから。そんな顔して欲しくなかったから。
なのに真田サンときたら予想外の行動に出やがった。オレの腕をがしっと掴むと真面目な顔でこうのたまった。
「もちろんだ」

「結婚しよう」

はあ！？