か・る [刈る・苅る] 〈〈他五〉〉
@(草木・頭髪など、むらがり生えたものを)根を残して切り取る。
薙(な)ぎ去る。短くする。
「雑草をー・る」「髪をー・る」
当たり前ですがここには雑草なんて生えていません。
(死神=刈り取る者、かつ死神の手にバリカン)→死神=(髪を)刈り取る者・・・・・?
3人の頭にこんな公式が浮かんだところで、死神は1番入り口近くにいたコロマルに襲いかかりました。
死神はコロマルのHPをあっさりと1桁まで削ると倒れたコロマルに歩み寄りバリカンのスイッチを入れます。
カチッ。
「ギャイン!!ギャイン!!」
コロマルの悲痛な鳴き声があたりに響き渡り、ふわふわとした毛がそこらじゅうに舞い上がります。
心なしか死神が嬉しそうに作業しているように見えます。
そしてあれよあれよという間に裸になっていくコロマル。
・・・・と、ここまで呆然と成り行きを見守っていた3人が正気を取り戻しました。
アイコンタクトを交わし肯きます。みんなの心は一つ。
>風花にエスケープロードを頼む
しゅいん。
「きゅーん・・・・」
というわけで半分ほど毛を刈り取られた哀れな犬が誕生してしまいました。
見た目はまるで手術後です。
「元気出すであります」
「すぐに生えてくるさ」
「コロちゃん元気出して、ねっ?」
「逃げてゴメンね」
コロマルもものすごくしょげているのを女子軍が必死で慰めますがあまり効果がありません。
頑張れ、コロマル。
「ハルマゲドン(死神も一撃で殺れます)覚えてからにする」
「・・・・・そーしてくれ」
死神の名は伊達じゃあなかったなと、つくづく感じた一同なのでした。
END
誰かが同じネタを先にUPしてないことを祈りつつ、UP。
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