夢を見た。
その中でオレは真田さんと二人で歩いていた。
それは前に見た夢に良く見ていたけど、ちょっと違っていた。
二人で手を繋いで、ずっと一緒に歩いているんだ。
時々お互いそっぽを向いてみたり
逆に向き合ってみたりするけれど
絶対に繋いだ手は離れなかった。
―――順平
あ、チドリ。
―――良かったね。
・・・・ああ。ありがとな。あのまんまじゃオレ、絶対後悔してた。
―――別に・・・。
お、顔が赤いぞ。もしかして、照れてる~?
―――・・・・・・・・。
ちょ、チドリ!悪かったって!!!だから、斧はカンベン!!
―――えい。
ごいーん。
またこのオチかー!!ぎゃー!!
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