愛していたのでしょうか
愛されていたのでしょうか
時がたった今では知る術などどこにもなく
ぼんやりとした、鈍い痛みがココロを未だ締め付けます
あなたといたことはとても幸せだったのに
優しすぎたあなた
(背負わせることを厭ったのでしょうか)
つよすぎたあなた
(逝くためだけに生きて)
終わりが来る日を知っていたあなたは結局何も言葉にすることはなく
(最期の、ほんの少しの間の人生を、共にできたオレは、あなたを幸せにできましたか?)
あの日あなたは笑って(そう本当にココロからの笑みで)逝きました。
曖昧なものしか持っていないオレが言える確かなことといえば、これだけです。
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